コウモリランを育ててみませんか!

コウモリラン(ビカクシダ)という植物はご存じですか?

見たことあるという方も多いのでは・・・

コウモリランと呼ばれる由来は垂れ下がる葉が羽ばたくコウモリに例えたものだと言われています。

原生地はアフリカやマダガスカルなどの熱帯地域で、樹木や岩に着生しています。

コウモリランは前方に伸びる「胞子用」と株元を包み込むようにできる「貯水葉」の2つの葉をもちます。

生育期となる春~秋には株元を包み込むように「貯水葉」と呼ばれる大きな葉を広げます。成長とともに茶色く変化するこの部分は、しっかり着生するための支えと共に水分などを吸い上げる役割を持ちます。

そのためコケ玉仕立てや板付けが相性がよく、上手に育てていけば貯水葉がコケを包み込むように成長します。

明るい場所を好みますが、直射日光は苦手です。水やりは水苔が乾いたら週に1~2度ほどバケツになどにためた水に全体を沈め、水苔がしっかり水を吸って重くなったら、風通しのいい場所に吊るしてそのまま自然乾燥させます。湿度をしっかり保つことがキレイに育てるコツです。乾燥する室内では葉水も忘れずにしてあげてください。

個人的に板付タイプを5年程育てたものがこちらになります。木のプレートが見えないくらい貯水葉が広がりました。

新しい葉っぱがどんどん出てきてどんな形に育っていくか想像できず、それも楽しいです。

カーテンレールに掛けたり、壁に飾ったりして楽しめますよ。。。🦇

店頭には木の板に付けたハンギングプレートタイプと苔玉タイプが入荷しています。

葉の形が個性的でインテリアとして楽しめます。

どんな形に変化していくか楽しみながら育ててみてください。